国会検査でセクハラ 議員が放送委候補に
国家女性委員会はこのほど、国会が7月に実施した国家放送委員会幹部選定の適性審査で、一部議員が女性候補者に嫌がらせとみられる言葉を浴びせたとして、国会査問委員会に処分を求めている。ユニヤンティ・チュザイファ同委員長によると、被害を受けたのはアガサ・リリィさん。4人の議員がアガサさんに「あなたはなぜ美しいのか」「スパにはどのくらい通ってるの」などと質問。
「選ばれたら、どこで食事しようか」とあからさまにデートに誘う声も上がったという。その後、国家放送委幹部に選出されたアガサさんは「もう騒ぎ立てる必要はない」と話している。セクハラ発言の疑いが掛けられた議員の一人、トゥバグス・ハサヌディン氏(民主党)は「彼女とは付き合いが長く、冗談で言っただけ」と主張している。