過去最高180人参加 第60回大会で熱戦 JJCテニス部
ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)テニス部の第60回トーナメント大会が30、1の両日、中央ジャカルタの屋内テニス場「プサット・テニス・クマヨラン」で開かれた。60回の節目となった今回は過去最高の188人が参加し、邦人が日頃の練習の成果を競い合った。
30日には小学生低学年の部とジュニアダブルスA、Bの部が開催され、小学生低学年の部では松村颯馬・柿沼弥奈ペアが、ジュニアAでは長谷川悠紀・日比嵩人ペア、Bでは前本龍志・星野竜平ペアが優勝した。
シニアの部では内藤孝範・相部康志ペアが優勝。今回が5回目の出場の内藤さんは初めての入賞で優勝の栄冠を手にした。同じ石油関連業界の相部さんとのペアであうんの呼吸で勝利を勝ち取った。内藤さんは「ジャカルタに来て、テニスを人生で一番練習している」と毎週の猛練習の成果を発揮し勝利をもぎ取った。
観客全員が注目する中、一般男子の部決勝が開かれた。二人とも帰任予定の同志社大学テニス部コンビの森本昌泰・松浦佳月ペアが、初戦からサービスゲームを一つも落とすことなく勝利。森本さんは一般男子の部の優勝は5回目で「有終の美を飾れてよかった」と振り返った。
60回記念大会で過去最高の20社の協賛企業の準備に駆け回った竹野昇平さんは「次回は200人以上が集まる大会にして、忙しいジャカルタでの生活の楽しみにしてもらいたい」と話した。(高橋佳久、写真も)
各結果は以下の通り。(1位、2位、3位、コンソレ優勝)
▽小学年低学年の部
松村颯馬・柿沼弥奈、大河原遥人、泉一颯、なし、村瀬陽昌・糀谷蒼人
▽ジュニアダブルスA
(同)長谷川悠紀・日比嵩人、内藤慧・内藤怜以、なし、なし
▽ジュニアダブルスB
前本龍志・星野竜平、西尾佳馬・筑井聡太、福田琉翔・長?勝信、鈴木まゆ・井桁良望、
▽シニア男子ダブルス
内藤孝範・相部康志、林恭年・中川雅詞、村松靖夫・片山直樹、戸堀勝廣・松山裕之
▽一般混合
森本昌泰・蜂谷須磨子、寺島弘太郎・柳田淳子、竹野昇平・堀真紀子、井沢修・井沢明子
▽一般男子A
森本昌泰・松浦佳月、和田義弘・岸田行生、松矢篤之・和里田修一、藤田祥大・相部康志
▽一般男子B
藤原暁・梶川将史、熊田和雄・川田聰、川崎のりひろ・高橋健一郎、金森直人・谷本俊夫
▽一般女子A
柳田淳子・堀真紀子、畑山衣仁子・上野由香里、西原陽子・松本智子、仁平純子・西尾裕子
▽一般女子B
伊藤未佳・鶴田美智子、武田裕子・泉純子、地土百恵・地土そよか、松本恵子、岸田佐代子(表記は主催者発表)