路上の子ども支援 自治体と連携強化 社会省
サリム・セガフ・アルジュフリ社会相はこのほど、路上生活を送る子どもたちは全国で480万人に上ると明らかにした。社会省は地方自治体の先進事例を他地域に紹介するなど取り組みを強化する。
同相は、路上の子ども支援に力を入れている西ジャワ州バンドン市を例に挙げ、路上の子ども約2千人へ年間150万ルピアを支給し、11年には80%減少させたと指摘、他の自治体の模範になるとしている。
ジャカルタ特別州政府も同様に、12年に開始した「路上生活を送る子どもの社会福祉プログラム(KSAJ)」で、子ども1人当たり年間150万ルピアの予算を充てている。同年には保護した子ども7315人のうち4827人を州社会局と提携する保護施設に収容、食費を支援するなどしている。