4割増の2000人 女性議員の候補 来年総選挙の名簿
2014年総選挙に参加する12政党が総選挙委員会(KPU)に提出した議員候補名簿の候補者総数6576人のうち、女性候補者数が37.01%の2434人に上った。地元メディアが報じた。
非政府組織(NGO)の国会監視市民フォーラムによると、KPUが各選挙区で最低30%の女性候補者の登録を義務づけた規定を、全12政党とも順守。しかし、複数の選挙区や政党に重複登録された女性候補者がいる。例えば、民族覚醒党(PKB)の8人が16選挙区に、月星党(PBB)の3人が6選挙区に重複登録されている。民族覚醒党のエカ・スサント候補は、中部ジャワ第6区、北スマトラ第3区、西カリマンタンの3選挙区に登録されているという。
同フォーラムによると、女性候補者数が最も多いのは国民民主党(ナスデム)で、議員候補名簿の全560人のうち223人(39.2%)に上っている。211人(37.7%)の国民信託党(PAN)、209人(37.3%)のPKBがそれに続く。
女性候補者数が最も少ないのは、正義統一党(PKPI)で186人(全512人の36.3%)。続いて、闘争民主党(PDIP)の191人(全540人の35.3%)、福祉正義党(PKS)の193人(全492人の39.2%)が少なかった。
KPUは各政党の提出書類を基に6日までに候補者の資格を審査。その後、各政党が調整し、最終決定の候補者名簿は6月中旬に公表される。