海外渡航禁止を延長 KPK リアウ州知事に
汚職撲滅委員会(KPK)ジョハン・ブディ報道官は10日、リアウ州のルスリ・ザエナル知事の海外渡航禁止処分を延長すると述べた。KPKは同知事を容疑者に断定し、捜査を続けている。地元メディアが報じた。
リアウ州プカンバルの国民体育大会(PON)関連施設建設事業で、ルスリ知事は施設の受注企業から5億ルピアを受け取ったとされる。KPKは昨年2月に容疑者に断定、海外渡航処分を下した。
これまでにKPKは、インドネシア・オリンピック協会(KOI)のリタ・スボウォ会長やアグン・ラクソノ公共福祉担当調整相(ゴルカル党副党首)などを参考人聴取している。
9日には同知事公邸前でリアウ大学の学生数十人が知事の辞任と逮捕を訴えるデモを実施した。