藤本、武藤が2位 インドネシアPGA選手権 エメラルダGCで開幕

 日本男子ツアー第2戦とワンアジア・ツアーを兼ねる「エンジョイ・ジャカルタ・インドネシアPGA選手権」が28日、西ジャワ州デポック市タポスのエメラルダGC(7198ヤード、パー72)で開幕した。29日の第2ラウンドで、藤本佳則(23)=フリー=と武藤俊憲(35)=赤城CC=が2位タイで、韓国の宋永漢(21)=PING=を追う。片山晋呉(40)=フリー、宮里優作(32)=同、谷原秀人(34)=同、横尾要(40)=EH=が5位タイに付けた。通算3アンダーまでの69人が30、31の両日に行われる決勝ラウンドに進む。
 1イーグル、6バーディー、2ボギーの藤本は第1ラウンドに続く66。武藤も1イーグル、5バーディーの65とした。ともに通算12アンダーで、1打差の宋を追う。ショットが全体的に良くなってきたという藤本は「暑さの中でいかに集中力を維持するかが課題だ」と話している。
 初日を7アンダーとし、首位スタートした片山は第2ラウンドで、前半9ホールで三つのバーディーを出したが後半に伸びず、通算10アンダー。片山は「いつも6も7(アンダー)も出るはずがない。まあまあのスコアで回れればいい」。通算9アンダーで10位タイの池田勇太(27)=日清食品=も「まだまだいい位置で回れている。最終日によりいい位置で回れるようにしたい」と前向きだ。
 日本勢46人中18人の決勝ラウンド進出が決まった。
 同選手権の賞金総額は100万ドル。今回から日本ゴルフツアー機構(JGTO)の獲得賞金に加算されるようになった。(道下健弘)

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