ぶらり インドネシア
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【ぶらりインドネシア ⑤】 政策は場当たり的 農民のため息 機械化が救世主?
「若者は仕事を求めてカンプン(集落)を出ていく。昔のように家族総出で田植えなんてもうできない。それも時代の流れ。仕方ないさ」。 農業大国であるインドネシア.....
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【ぶらり インドネシア ⑤】 スマート農業が拓く次代
【1面から続く】 バリ島からジャカルタに向かう帰路、東ジャワ州で雨がぱらつき、ブロモ山麓を抜ける国道沿いのコンビニで雨宿りをした。レバラン(断食月明け大祭).....
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【ぶらり インドネシア ④】バリに散った残留日本兵 独立の英雄支え マルガラナ英雄墓地
国内屈指の観光地として知られるバリ島。しかしそこは、独立戦争の激戦地でもあった。1946年11月20日。バリ島の玄関口、「ングラ・ライ国際空港」の名称にもなっ.....
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【ぶらり インドネシア ④】「日本人にも誇りのはず」
「日本からの参拝者は減るばかり。コロナ禍の影響もなくなり、外国人観光客がバリの押し寄せているが、なぜか日本人はビーチには行くが、ここには来ない。彼らにとっても.....
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【ぶらり インドネシア ③】イルカたちがかわいそう…
【1面から続く】 イルカウォッチングツアーの集合時間は午前6時。乗り込んだボートは船体の両脇にフロートを装着した三胴船で、帆船を期待したが、動力はディーゼル.....
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【ぶらり インドネシア ③】オーバーツーリズムの予感 ロビナ・ビーチ イルカウォッチングの聖地へ
ジャワ島からフェリーで海峡を渡ると、バリ島には西端のギリマヌク港から上陸することになる。ここから最初の目的地としたウブドまでは約150㌔。バイクでも3時間はか.....
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【ぶらり インドネシア ②】 海路でバリ島へ上陸 ロシア人観光客との出会い バニュワンギ
ジャワ島東端の町、バニュワンギ。泊まったのは前夜の安宿と違って五つ星ホテル。早朝のひと泳ぎで目を覚まし、いよいよフェリーに乗ってバリ島に上陸する。 チケッ.....
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【ぶらり インドネシア ②】 孤独なロシア人のため息
【1面から続く】 モスクワからきたそのロシア人は、バリでは「アレックス」を名乗り、南部のスミニャックに拠点を構えていた。旅を続けて3カ月。間もなく、中国、北.....
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【ぶらり インドネシア ①】ジャワ東端のバニュワンギへ
中部ジャワ州の真ん中、ドゥマクで迎えた朝は午前4時に起床。前夜の雷雨が気になったが、外に出てみると満天の星空だった。スマホの天気アプリで予報を見ると夜明けから.....
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【ぶらり インドネシア ①】 絶景の宝庫 「神の島」へ まずジャワ島横断1111㌔ 相棒の旅バイクと
「神の島」といわれるバリ島——。自然崇拝という独自の信仰心が育むヒンドゥー文化、そして美しい自然が織りなす絶景の宝庫だ。「自然に溶け込み風になる」がコンセプト.....
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【ぶらり インドネシア ⑤ 】五感が脳を刺激する 筋書きのないひとり旅
元旦の朝は天気予報とにらめっこ。いよいよジャカルタに向かう復路に入るが、天候リスクは抑えたい。取り得るルートは2つ。ジャワ海沿いに来た道を戻るか、いっそジャワ.....
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【ぶらり インドネシア ⑤】「バリに負けない西ジャワの絶景」
【1面から続く】 恒例となりつつある年末年始のバイク旅。出発直前、京都から来た友人が「旅の友に」と京都の焼酎と黒豆茶を持ってきてくれた。となれば「おとそ」。.....
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【ぶらり インドネシア ④】アートな世界で迎えた大みそか
チーク材の家具作りで知られるジュパラは、歴史的にも重要な役割を果たした港町。そして女性の地位向上に25年の人生を賭したラデン・アジェン・カルティニの生誕の地で.....
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【ぶらりインドネシア ④】涼風切ってひらり スマラン事件の地へ
美しい竹林が広がる中部ジャワ州のトゥマングン県から、州都スマランまでは3時間ほどの道のり。相棒の走行距離は400㌔を超え、慣れてきたのかよく回り粘るエンジンと.....
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【ぶらり インドネシア ③】竹文化が結ぶ日イ関係 自然と共生する心地よさ
美しい竹林に囲まれた中部ジャワ州トゥマングン県。自ら設計した竹製自転車「スペダギ」を旗印に「自然と共生することの大切さ」を訴える工学エンジニアのシンギーさんの.....
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【ぶらり インドネシア ③】再びジブリの世界へ
地域の資源を活かしながら、サステナブルな社会を目指すシンギーさん。そのシンボルは竹製自転車「スペダギ」だが、彼が共同出資する「オマー・ユーディー」もまた素晴ら.....
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【ぶらりインドネシア ②】沿道に中韓企業が続々 アジアハイウェイを行く
ジャワ島を東西に貫く国道1号線。ジャボデタベック(首都圏)からスラバヤ方面に向かう幹線道路で、国際的には「アジアハイウェイ2号線(AH2)」となる。 東京.....
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【ぶらり インドネシア ②】ジャワのもてなしに感涙の思い
ジャワ海に沿って走る国道1号線から内陸にそれ、予約したホテルがある山間のクンダル県を目指すが、様子がおかしい。ナビ代わりのグーグルマップがルート設定に迷い、立.....
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【ぶらり インドネシア ①】自然と人に触れながら コロナ制限解除でバイク旅も全開 プロローグ
コロナ禍の間隙を突いて始めた連載「ぶらりインドネシア」。巣ごもり生活で疲れた心身を解きほぐそうと、2年前のジャワ島横断ツーリングからスタートした。 目指す.....
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【ぶらりインドネシア ①】〝市場調査〟もバイク旅の真骨頂
【1面から続く】 西ジャワ州に入り、間もなくブカシ駅という地点で、真正面に大きな太陽が顔を出した。自然との対話が始まったようで旅心は最高潮に。と思ったら、い.....
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【ぶらりインドネシア 最終回】肌感覚で触れる末端経済
レバラン(断食月明け大祭)のムディック(帰省)の実相を見ながら、ジャワ島を縦断してインド洋の荒波を見に行こう。あとは風の向くまま、気の向くまま。「還暦ライダー.....
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【ぶらりインドネシア ④】トーマスワールドにようこそ
ジャカルタを出発して2日目の朝、バイク旅の目的でもあるオランダ時代の製糖工場に向かった。ホテルから市街地を抜けて約20分。工場といっても2012年に閉鎖され、.....
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【ぶらり インドネシア ②】 間一髪で事故回避の難
レバラン(断食月明け大祭)休暇による帰省ラッシュが本格化したのは4月20日。これを回避するには渋滞の先を走る必要があると考え、ジャボデタベック(首都圏)を脱出.....
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【ぶらりインドネシア ①】風の向くままインド洋へ 1200㌔のバイク旅
3年におよんだ禁足令が解け、お祭りムードを取り戻した今年のレバラン(断食月明け大祭)。巣ごもり生活に耐えた国民は満を持しての里帰りを実現し、1億人を超える史上.....
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【ぶらりインドネシア ⑤】貧弱な道路施設にため息 将来に向けた行政を モータリゼーション
東ジャワ州バトゥにある老舗ホテルの朝食で隣り合わせたアレックスさん(38)は米オハイオ州出身。「二輪も四輪も大好き。全米を走り回った」。ところが、ジャカルタに.....
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【ぶらりインドネシア ④】肌で感じる消費動向 地方の若者たち 峠道でバイク談義
東ジャワ州と中部ジャワ州の州境にそびえるラウ山。3300メートル級の火山で絶景スポットの宝庫だが、バイク乗りにはたまらない峠道でもある。行き交う車はほとんどな.....
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【ぶらりインドネシア ③】避暑地、バトゥの決断 勇気を持ってUターン 天候悪化
常夏の国、インドネシアはツーリング天国——。四季を感じる日本のバイク旅も魅力だが、冬場の走行はやはり辛い。けれどもインドネシアなら、雨季は雨や洪水の心配がある.....
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【ぶらり インドネシア ②】ひらりひらりと軽快に SSバイク 最新技術が生む快適さ
サーキットで培った技術を市販車に〝移植〟したSS(スーパースポーツ)バイク。メーカー各社がしのぎを削るハイパワー、ハイスペックなモデルで、経験者なら一度は乗っ.....
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【ぶらりインドネシア ①】バイク旅の心地よさ ジャワ島横断に挑戦 プロローグ
「南国の田園風景を走り抜け、自然に溶け込み風になる」。温めていたバイク旅の構想を年末年始に実現させた。特別な準備も装備もない。ジャワ島横断という目標だけを決.....