企業戦略最前線
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2045年、その先も 鍵握るミレニアル世代
2016年の暮れも押し迫った時期、ひとつのうわさが聞こえてきた。インドネシアの地場系シャフトメーカーに、日本の精密部品大手メーカーのOBが所属し、技術伝承に励.....
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品質向上・生産力増へ プリスティン工場改修 農業向け事業も視野に 日本トリム
日本国内で整水器トップシェアの日本トリムは、シナールマスグループとの合弁でミネラルウオーター「プリスティン」を2006年に国内販売開始して以来、拡販を進めてき.....
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地熱発電から自販機まで 富士電機 インフラ向け事業開拓 受配電設備事業も展開
富士電機はインドネシア国内の地熱発電事業関連について、タービンや発電機を中心とした電気設備で約5割のシェアを持つ。住友商事をはじめとする事業者らが導入してきた.....
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一貫生産体制を構築 三井物産 乳製品事業に挑戦 需要拡大見越して
三井物産はインドネシアで、上流(原料確保)から下流(加工)まで、一貫して生産管理した体制での乳製品事業展開を進めている。ニュージーランドでは乳飲料・菓子類など.....
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経営合理化の流れに対応 専門家長濱さんに聞く 労務諸問題をサポート JAC
日系企業千数百社がインドネシアで事業を進めていく中で、労務やビザについて課題を抱えるケースは依然として多い。 JACリクルートメントグループのJACビジネ.....
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人材育成重ねて20周年 MUC 顧客の4割が日系企業 複雑化する税務に対応
2018年は政府が定めた約1900兆ルピアの歳入目標が達成された1年になった。ただ、その一方で税務当局の徴税攻勢が一段と激しくなっているという意見も多い。会計.....
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ASEAN域内物流に注力 新たに現地法人を設立 在庫保管の精度に強み 清和海運
東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の経済の自由化が中長期的に進むと思われる中で、クロスボーダー輸送を志向する製造業が増えている。軌を一にして、物流・輸送業者.....
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生産性向上に向け普及実証 配水管を土中に敷設 排水・生産性向上へ 協和建設工業
インドネシアの2016年のコメ生産量は7729万トンで世界第3位(国連食糧農業機関)だが、一部を輸入に頼る状態が続いている。食糧調達公社の貯蔵分確保と、人口増.....
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エネルギー変革に向き合う IHI 技術移転進めたチレゴン工場 大規模石火発電ボイラを製造
政府がうたう3万5千メガワット(MW)の電力開発プロジェクトで推進されている、発電所建設に使う資材の多くは輸入に依存している。国産品の比率は2~3割程度だ。そ.....
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日本的な顧客対応に強み ECポート 美容・健康商品を販売 マレーシア発越境EC
拡大する電子商取引(EC)市場だが、運営企業は悪戦苦闘している。政府は2020年までにEC産業の規模が1300億ドルまで拡大すると試算しており、中国に続くEC.....
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ハラル製品の貿易に商機 BCK 認証義務化に会わせ 各種セミナーも開催
国内ではハラル製品保証法(2014年10月制定)による5年間の準備期間を経た、19年10月時点でのハラル認証取得義務化に向けて体制整備を急ぐ企業が多い。現状で.....
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料理の楽しさ感じて クックパッド 台湾での体験ヒントに ベーキングカフェ運営
クックパッド・インドネシアの奥村祥成さん(29)が初めてインドネシアに来たのは、2016年11月。その後赴任し、料理教室のマッチングサイト運営などを経て行き着.....
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RPA導入を強化 データ入力から解放 不正防止にも効果が アビームコンサルティング
データ入力や大量のメール送信など、やらなければならない日々の単純作業――。こうした定型業務をソフトウエアが人の代わりに行うロボティック・プロセス・オートメーシ.....
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冷凍弁当を新開発 衛生意識の高まりに合わせ インドマレットと共同開発 和食さと
日本食レストランチェーン大手「和食さと」を経営するSRSホールディングス傘下のサト・フードサービス(本社・大阪市中央区)は、コンビニ業界2強の一角「インドマレ.....
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食品・製薬向け販売に注力 トヨックス 日本で高シェアの技術 地道な販売戦略を継続
家庭用のシャワーからガーデニング、または半導体製造装置や工作機械など幅広い産業で使われているホース。各種用途に応じてさまざまな製品や継手との組み合わせが考えら.....
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作業員研修で新拠点 ダイキン 国内で最大規模 施工不良解消へ
ダイキン工業の現地法人ダイキン・エアコンディショニング・インドネシアは7月、北ジャカルタに国内最大規模の工事作業員向け研修施設「ナショナル・トレーニング・セン.....
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昭和の味に可能性 先駆者、西南開発と合弁で 魚肉ソーセージ販売開始 野村貿易
ひと昔前見慣れた光景だった、子どもが小銭を握りしめて向かう商店街の「駄菓子屋さん」。この言葉を耳にして「そういえば」とたどる記憶はさまざまだろう。 透明の.....
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ムスリム対応の商品開発 シャープ 冷蔵庫・TV・洗濯機 液晶生産400万台達成
食品や化粧品、物流などでハラル、ムスリム対応が進んでいるインドネシア。現地に根ざした商品作りを進める家電製品の分野もその例外ではない。 シャープ・エレクト.....
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働く車、公共需要に対応 石炭、インフラ向け好調 過去最大の販売達成へ 日野自動車
日野自動車の現地法人、日野モーターズ・セールス・インドネシア(HMSI)は2018年年間目標値で、過去最高でもある4万台(バスを含む中・大型2万3300台と小.....
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脱炭素時代を迎えて MHPSと三菱電機 高効率・環境対応を追求 水素活用技術など披露
温室効果ガス削減を唱える「パリ協定」が批准されて以降、各国の発電事業で脱炭素の流れが加速している。電源の約半分を石炭火力に依存してきたインドネシアも例外ではな.....
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地方開発に日本の技術活用 企業のマッチングを推進 電力・農業・防災技術など 電通
年間5%以上の経済成長率を維持しているインドネシア。しかし、内実はジャワ島とスマトラ島などの一部地域が成長をけん引しており、「地方振興が活発化すれば6%以上の.....
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働くスタイルを提案 バリにも新拠点 海外展開めざす ココワーク
米国に端を発し、今やジャカルタにも続々と登場しているコワーキングスペース。コンセプトは、さまざまな業種の人たちが集い、共に働く空間を提供すること。地場系のイー.....
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「こだわりの一品」に可能性 レントラックス バティックECを運営 広告費用対効果を管理
インターネット広告、コンサルティング事業のレントラックス(本社・東京都江戸川区)はインドネシア拠点独自の事業として、バティック(ろうけつ染め)の電子商取引(E.....
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【企業戦略最前線】 無糖茶定着目指し2年 伊藤園 健康志向高まり背景に ウーロン茶を市場投入
伊藤園は中間層の需要に応え無糖茶商品のラインナップを強化し、裾野拡大に力を入れている。 現地合弁伊藤園ウルトラジャヤホールセールは7月に「ウーロン茶」を発.....
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ジャワ島内で販路拡大 酸素・窒素を生産 新装置フル稼働で 岩谷産業
岩谷産業はバンテン州セランやチレゴン方面、スラバヤ(東ジャワ州)やスマラン(中部ジャワ州)といったジャワ島の工業エリア向けの産業用ガス販売を強化する。 現.....
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【企業戦略最前線】 進む人材育成や事業革新 新日鉄住金 国営製鉄との合弁で 鋼材やブリキも製造
新日鉄住金と国営クラカタウ・スチールの合弁クラカタウ・ニッポンスチール・スミキン(KNSS)がバンテン州チレゴン市に建設した自動車用鋼板工場の開所式が7日に行.....
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課題解決をワンストップで 地場同業と提携で 税務訴訟にも対応 朝日ネットワークス
会計や税務コンサルティングを専門とする朝日ネットワークス・インドネシアは、地場同業AHストラテジック・コンサルティングとの提携を強化し、総合的なコンサルサービ.....
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【企業戦略最前線】 医療ノウハウ輸出を展開 ジェミック 国営企業系病院向けに 技術や機器全般を提供
医療用機器の製造・販売などを手掛けるジェミック(本社・東京都中央区)は国営企業系の病院向けを中心にインドネシアでのビジネス展開を強化していく。目指すは医療機器.....
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【企業戦略最前線】 航空機向け技術が原点 メイラ カラワン新工場を開所 本田・三菱にボルト供給
ボルト・精密加工部品製造のメイラ(本社・名古屋市中村区)は米国とタイに続く拠点としてインドネシアで生産を本格化させる。現地法人メイラ・マニュファクチャリング・.....
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【企業戦略最前線】100年企業を目指して 神谷機工 研究を重ねた丸鋸刃 職人芸の再研磨技術
工業用機械刃物製造の神谷機工(本社・大阪市平野区)現地法人、カミヤソウ&ナイフ・インドネシア社長の神谷宗孝さん(39)がインドネシアに初めて来たのは2012年.....