取材メモから
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歴史に付随する思い
インドネシアから東南アジア諸国連合(ASEAN)を見る。を建前に、度々加盟国へ旅行している。国の形や国風、歴史をふんわりと知っていても、実際に自分の目で感じる.....
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時流に乗る小型書店
通信・情報省から昨年発表された情報によると、読書好きは1000人に1人だという。紙本離れか、購入手段がネットに移行されてしまったのか。書籍の販売不振で経営が悪.....
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田舎道のオアシスに?
拙宅近くが最近、飲み物売りの草刈場になっている。移動式のコーヒー売りが数台。ここに「テ・マニス・ソロ」が加わった=写真。いずれも安価で衛生的? 時流に乗ってど.....
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普段と違うジャカルタ
年末年始の休日は人それぞれ。そこで、「みんな、年末年始はどう過ごしたんだろうか?」と疑問を浮かべた。 年の瀬に友だちと一緒にご飯を共にする約束を履行するた.....
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恋しい味を求めて
「咸魚蒸肉餅」。干しシイタケやクワイを混ぜ込んだひき肉に「咸魚」を乗せ、蒸籠で蒸し上げる。広東料理の代表格だ。肉の旨みがぎゅっと詰まり、クワイの食感が清涼感を.....
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先人に学ぶ戦略的思考
「われ、太平洋の架け橋とならん」。こう言い残した新渡戸稲造は教育者であり、国連事務次長も務めた日本が誇る明治の国際人だ。人材育成に賭けた新渡戸の功績のひとつが.....
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食事中は王様気分
宮廷料理を提供するジョクジャカルタのレストラン「bale raos(バレ・ラオス)」。水の離宮「タマン・サリ」からほど近く、クラトン(王宮)の敷地内の一角に位.....
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土地に呼ばれる再会
偶然か必然か。離れていてもその土地との縁は重なり続けるのだろうか。 2カ月前に開催した日イの友好を深めるイベント「ジャカルタ日本祭り」(JJM)。照りつけ.....
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なぜ、Whooshの方が先なのか
州営バス「トランスジャカルタ」に乗るためブロックMスクエアの地下を通っていると、ジャカルタと書かれたTシャツを見つけた。独立記念塔(モナス)やバジャイなどのイ.....
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ベルゲンのクリスマスイブ
ノルウェーの港町、ベルゲン。フィヨルド観光の玄関口として知られるこの街で、クリスマスを過ごしたことがある。北京留学を終えてシベリア鉄道に飛び乗り、半年近く欧州.....
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1世紀を超え愛されるレストラン
西ジャワ州バンドン市の繁華街「ブラガ通り」。その一角にインドネシア人、邦人、欧米人、各国から1世紀の時を超え愛され続けるレストランがある。 オランダ植民地.....
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稼いだお金の使い道
最近、日本に実習生として行く友だちが増えた気がする。インターンシップとして大学在学中に行く友だちもいれば、卒業してから日本へ行く友だちもいる。また、大学の友だ.....
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「無料」の声はどこから
打ち合わせが終わり、会社へ戻るため州営バスを利用することにした。ブロックMのバス停に着くと、「スプライト無料だよ、QRコードでスキャンしてね」という声がした。.....
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奥ゆかしい食器
欲しい食器がある。どうにかして手に入れられないだろうか。 純白の食器に輝く金のライン。唯一刻まれた桐の紋章がさらに上品さを引き立てる=写真。 気品ある.....
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コロナ禍が変えた風景
東南アジア最大級という繊維市場、タナアバンは拙宅から徒歩で10分ほど。バイクで素通りしてしまう事が多いが、その日は運動不足を解消しようと、コロナ禍後、初めて歩.....
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生んだ大きなうねり
本音を言うならば、友好親善事業とは名ばかりなものだと思っていた。会場に響き渡る声援を耳にするまでは。 西ジャワ州バンドン県の競技場で11月11日。若き日本.....
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道案内に使う候補者ポスター
選挙戦が進むにつれて街中にも候補者のポスターがますます増えている。これは街頭だけじゃなく、アンコット(乗り合いバス)の交通機関にもある=写真。 選挙ポスタ.....
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表参道とブラガ通り
東京・表参道にある通称「青山アパート」。大正~昭和期に建設された日本初の鉄筋コンクリート作りという共同住宅だ。外壁には蔦(つた)が生え、西洋文化の香りがするそ.....
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もっと日本の存在感を
工業展示会「マニュファクチャリング・インドネシア」に6日、足を運んだ。昨年との違いは会場面積が昨年よりも広くなったこと。やっとコロナ禍前に戻ってきたかと思った.....
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伝統的な遊びを残すには
ネットゲームが普及した昨今は伝統的な昔遊びをする機会が減少していると気づいた。ジャカルタ日本祭り(JJM)のときに、インドネシアの伝統遊び体験が開催され、そこ.....
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郷にいれば郷に従え
一時帰国していた日本からジャカルタに戻り、さっそく雨期の洗礼を受けた。イスタナ(大統領宮殿)近くをバイクで走っていると、ポツリポツリと嫌な予感。そしてモナス(.....
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巧みなスピーチに感動
通訳を生業とした方のインドネシア語をまじまじと聞いたのは、6月下旬。天皇皇后両陛下の1日のご動静をインドネシアメディアへ伝えるブリーフィングでのこと。 報.....
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疲れ吹き飛ばす盆踊り
多くのインドネシア人は祭りが大好き。先月のJJM(ジャカルタ日本祭り)でも両国の国民がみんな楽しく過ごしているように感じた。 自分にとって今年が初めてのJ.....
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美しき日本を奏でる台湾人
円安などを背景に外国人旅行者が急増していることを肌で感じる日本。そんな話を東京・渋谷の街角から報告したことがあるが、今や都市部に限らないようだ。 一時帰国.....
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大使へ公開ラブレター
ASEAN各国の日本語教育支援を目的とする国際交流基金の「日本語パートナーズ」として、金杉大使を表敬訪問した2年前。あの日が、インドネシアにいることを実感した.....
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今はない歩道橋
会社を出る頃、日付は11月23日になっていた。いつものようにサリナ前の交差点を渡り、タクシーは来ないかと独立記念塔(モナス)方面を眺めた。通りには、2本の青い.....
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「爆買い」に代わり?
富士山の伏流水で知られる山梨県忍野村。旧社時代に知り合った知人に近況を聞こうと、一時帰国中、お隣の河口湖町を訪ねた。幸運にも紅葉が真っ盛り。間近に迫る霊峰、富.....
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選挙に向け周知活動
ついに28日を迎え、来年2月14日に向け選挙活動が始まった。地元紙には2024年の選挙に際し、カウントダウンが書かれている。その数字は約70日間。地元記者から.....
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激戦区、アラカルト1本勝負
回転ずし「スシロー」の国内1号店が27日、南ジャカルタのポンドックインダ・モール(PIM)1にオープンした=写真。 これに際した原稿を書いていると、だんだ.....
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日本を近くに感じたか
今月18~19日にジャカルタ国際展示場で行われたジャカルタ日本祭り(JJM)。日本は今ごろ気温何度だろうと思いながら、「酷暑」ともいえる暑さのなかJJMを取り.....