インドネシア人記者の目
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遅れに遅れる財政支出

今年第2四半期の経済成長がマイナス5・32%の減少を示したが、政府はインドネシアはまだ景気後退局面に陥っていない、と主張している。アリフ・ブディマンタ大統領経.....
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受け入れ再開を祈って 苦悩の派遣機関
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、インドネシア人技術実習生たちは派遣されるはずの日本での受け入れ再開のめどがつかず、国内待機を強いられている。先行きが見え.....
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拡散する偽情報と戦う コロナ治療薬 にじむ焦り

世界保健機関(WHO)は最近、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬はまだ開発途中にあるとの声明を発表した。その上で偽物や効果が証明されていない医薬品が出回って.....
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外見ばかりの〝空の箱〟

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の長男、ギブラン・ラカブミン・ラカ(32)が、現職の副市長、アフマッド・プルノモを押しのけ、与党・闘争民主党(PDIP.....
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感染制御こそ経済回復の早道 早くも観光再開 バリ島

インドネシアの観光業を復活させるけん引役として、世界的に知られるリゾートアイランド、バリ島が踏み切った観光再開に期待が高まっているようだ。新型コロナウイルスの.....
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精彩欠くジョコウィ政権

インドネシアで新型コロナウイルスの初感染者が公式発表されたのが3月2日。以来、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の施策の多くが、予想に以上に停滞している.....
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食糧危機から救うのは誰か

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は食糧危機に備えるとして、中部カリマンタン州で進める食糧開発プロジェクトの〝指揮官.....
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コロナ禍が働き方改革を後押し

首都・ジャカルタで急成長したコワーキングスペース。共同利用型の仕事環境を提供する新興ビジネスだが、新型コロナウイルスの感染拡大後、急ブレーキがかかっている。素.....
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コロナ禍が働き方改革を後押し

首都ジャカルタで急成長したコワーキングスペース。共同利用型の仕事環境を提供する新興ビジネスだが、新型コロナウイルスの感染が広がった3月以降、急ブレーキがかかっ.....
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企業誘致に背水の陣 バタンの新工業団地

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は6月30日、中部ジャワ州で進むバタン工業団地の建設現場を訪れた。大統領はここで、チャイナリスクが高まる中国から移転を.....
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バンブーバイクで「自然と共生」訴え
木製ラジオの製作で世界に名を馳せたシンギー・スシロ・カルトノ。今度はバンブーバイク、つまり竹製自転車を開発して注目を集めている。その根底にあるキーワードは、「.....
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モール再開も市民に失望感

ジャカルタ特別州のショッピングモールが、6月15日に営業を再開して半月あまりが過ぎた。しかし、新型コロナウイルスの拡散を防ぐ厳格な予防策を講じての再出発。消費.....
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ガイドラインを示せ 苛立つ父兄 7月の学校再開

新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する「大規模社会的制限(PSBB)」が始まり、約2カ月となった6月初旬、ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事はPSBB.....
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都市農業が変わる 火付け役は新型コロナ

「もう退屈とはおさらばさ」――。スポーツジャーナリストとして経験豊富なアトマン・アフディアトが、ジャカルタ郊外にある自宅屋上でほくそ笑んだ。 わずか数カ月.....
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遠隔医療に何ができるか
新型コロナウィルスの感染拡大で診療所が軒並み閉鎖。院内感染を避けようと外来患者を拒むケースもあった。そこで行き場を失った患者が頼ったのは遠隔医療。医師との対面.....
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自転車ブームに追い風 コロナ禍で意識変化 バス・電車に「ノー」
新型コロナウイルス感染の拡大第2波が心配される首都・ジャカルタでは、会社勤めが再開して人々は超満員の電車やバスに戦々恐々。自宅待機の家族も缶詰状態の生活が約3.....
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宙に浮いたドライブインシアター

新型コロナウイルスの感染拡大で、休業に追い込まれていたドライブインシアターが世界各地で営業再開に動き出している。首都圏(ジャボデタベック)も例外ではなく、「ニ.....
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陰鬱な祭りの後は…

インドネシアのレバラン(断食月明け大祭)といえば、2000万人もの人々が故郷に帰り、友人や家族と新しい衣服を着てご馳走を楽しむ。そんな1年を通じて最も賑やかな.....
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高まる自宅フィットネス需要

新型コロナウイルスの感染拡散を抑止する「大規模社会的制限(PSBB)」の元で、人々の日常生活に変化が起きている。自宅学習や在宅勤務が義務付けられる中、体調管理.....
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放置される5600万ドル市場

新型コロナウィルス渦の中、多くのインドネシア人が切望していることがある。それは映画館の営業再開だ。時代はインターネット。家庭で楽しめるエンターテイメントも数多.....
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行き場を失う医療廃棄物

インドネシアで最初の新型コロナウイルスの感染者が確認されて2カ月が過ぎたが、その拡大に歯止めがかからず、増加傾向にある。その一方、医療体制の再構築が進んで検査.....
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低所得層に転落? 生活見直す中流階級

感染者の拡大が続く新型コロナウィルスが、社会に不安を広げている。ジャカルタ特別州では「大規模社会制限(PSBB)」を先行実施。トランス・ジャカルタや大量高速鉄.....
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ゴジェック「社会の優しさを再認識」

新型コロナウイルスの感染拡大による影響に苦しむオートバイタクシー(オジェック)の運転手たち。人の移動が劇的に減り、仕事を失いつつある。生きるためにも働きに出る.....
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追い詰められた貧困層

首都・ジャカルタは新型コロナウイルス感染の拡大拠点となり、経済活動、社会活動も止まって低所得者層の生活を圧迫している。最大の危機に瀕しているのは都市部へ流入し.....
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歩道は誰のもの? 屋台増加で論争に

世界の主要都市では、衛生対応などの理由から露天商を取り締まる傾向にあるが、ジャカルタは例外と言えよう。今は新型コロナの影響で閑散としているが、州当局が出店を容.....
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不安と偏見を煽るウイルス

インドネシア経済にとって中国は、他の国や地域と同様に重要な存在だ。しかし、一部の人たちの間で中国が煙たがられていることは間違いない。 ひとつ例をあげよう。.....
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オンデル・オンデル 伝統文化から大道芸に転落

この大都市ジャカルタで最も有名で文化的な巨像は何かと尋ねれば、多くの人が巨大な人形が練り歩く「オンデル・オンデル」と答えるだろう。 男女一対でペアとなるオ.....
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どうする?ジャカルタの違法駐車

EPTは電子パーキングメーターで、駐車状況をリアルタイムで把握する。当時のジャカルタ州知事、バスキ・プルナマ(通称・アホック)氏は、このシステムの導入で繁華街.....
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自動販売機、参入相次ぐ

インドネシア主要都市で、自動販売機産業が成長中だ。フィンテック企業の参入が相次いでいる。 自動販売機設置率トップの日本には、500万台の自動販売機があ.....
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オムニバス法案 大統領の真の狙い

政権二期目の最優先課題にオムニバス法を掲げるジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は、法案を通して権力の拡大を図ろうとしているとの指摘に対し、これを真っ向か.....

























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