日本の商品 続々投入 中間層以上にアプローチ マンダム・インドネシア社

 マンダム・インドネシア社は今月、日本市場向けに開発した男性用化粧品など13点の試験販売を開始した。これまでインドネシアでは、サシェットタイプ(1回で使い切る小袋包装)など細かなサイズでの販売を展開し、幅広い所得者層に受け入れられてきた。保湿機能、加齢ケア機能などを備えた従来より高価格帯の商品の投入し、近年の経済成長で拡大する中間層以上の取り込みを図る。(堀田実希、写真も)
 
 日本食スーパー「パパイヤ」で試験販売し、邦人やターゲットとなる層の反応を見ながら、インドネシアの気候に適した商品を探り、今後の販路を決める。パパイヤのブロックM店、ブミマス店だけでなく、バンドン、スラバヤ、バリの店舗でも扱う。
 マンダム・インドネシア社の八木浩明常務取締役(マーケティング戦略企画部・国際営業部統括)は「SNSの普及などで若い人の新しいものへの情報収集方法が変わり、公式発売前に個人輸入するなど、購買行動にも変化がみられるようになった」と指摘。今後も従来品とは異なった機能を持つ日本商品の投入を続け、変化に対応する方針だ。
 投入商品は、女性向けクレンジング「ビフェスタ・うる落ち水クレンジング」3種、男性向け整髪料「マンダム・ロングキープジェル」2種、中年男性向け「ルシード」ブランドのヘアフォーム、ヘアスプレー、ヘアリキッド、ヘアトニック、育毛トニック、ヘアジェル、シェービングローション、「ギャツビー」ブランドのシェービングフォームの13点。

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