ブンクルでM5.2の地震 被害は報告されず
24日午後11時54分ごろ(西部インドネシア時間)、ブンクル州セルマ県西部で、南緯4・43度、東経102・18度の地点を震源とするマグニチュード5・2の地震が発生した。揺れは同県のほか、カウル県、ブンクル市で感じられた。
気象庁(BMKG)によると、震源の深さは21㌔。津波の可能性はないという。同県地方災害対策局(BPBD)によると、今回の地震による被害は報告されていないという。
同州では1月~8月16日まで746回の地震があり、マグニチュードは最小で1・9、最大で6・3が観測されている。
また、同州北ブンクル、南ブンクル、ムコムコの3県を中心に広範囲で地震が頻発していることから、州政府は、住民に警戒を怠らないこと、またパニックにならず、根拠のない情報を安易に信じこまないように呼びかけている。