食文化通じ、日本理解深化を 日本産水産物、試食会 在メダン日本総領事館
在メダン日本総領事公邸でこのほど、日本産水産物のプロモーションと試食会イベントが開催された。北海道産のホタテや銀ダラなどを提供。メダン市内のホテルやレストラン関係者、食品サプライヤーなど約40人が参加した。
イベントは、メダンで日本食レストランの開店が増える中、和食に対する理解深化を目的としたほか、日本産水産物の販路拡大を目指すもの。日本の水産物加工や流通過程を解説するプロモーション・ビデオを上映し、試食会を行った。
また、公邸料理人が調理法や食材について解説を加え、日本酒や梅酒の紹介も行った。
田子内進駐メダン日本総領事はあいさつで、「日本産水産物の魅力や美味しさのほか、鮮度を保つための処理と保存方法について、メダンの皆さまに知って頂きたい」と食文化を通じた日本理解の深化に期待した。
参加者からは「こんな大きなホタテは見たことがなく、入手方法を知りたい」「様々な調理法があることが分かった。自分のレストランでもホタテを使ったメニューを検討したい」との声があがった。