即戦力人材を育て日本へ 日イ3社で合弁立ち上げ ワールド・ホーレンソー・インドネシア
西ジャワ州ブカシ県の職業高校「ミトラ・インダストリMM2100」を運営するホーレンソー・インドネシアはこのほど、人材派遣・請負事業を行うワールドインテック(福岡市博多区)、特定技能登録支援機関のウィタジャパンとの合弁で、人材育成や特定技能・技能実習生の送り出しを行うワールド・ホーレンソー・インドネシア(WHI)の設立を発表した。資本金は100億ルピア。
WHIは日本で技能を身につけたいインドネシアの若者を育成、送り出しを行う。帰国後も日本で培った技能を生かせるよう就業先の紹介や企業派遣を実施する。
WHIの栗山勝宏取締役(ワールドインテック社長)によると、今年は100~200人の技能実習生を送り出す予定で、「WHIで即戦力となる教育を受け、日本で技能を身につけて帰国後も雇用の場を提供したい」という。(坂田恵愛)