EVバス26台運行 年内の目標達成へ トランスジャカルタ

 州営バス「トランスジャカルタ」を運営するトランス・ジャカルタは16日、年内に電気自動車(EV)のバス26台を追加導入すると発表した。同社は、EVバス100台の年内導入を目標としている。地元メディアが報じた。
 同社のウェルフィゾン・ユザ社長によると、トランスジャカルタは現在、74台のEVバスを運行しており、26台は12月最終週の運行開始を予定している。
 ウェルフィゾン氏は「市民が自家用車からバスへの利用に切り替えることで渋滞と大気汚染の緩和につながる」と述べ、バスのEV化の意義を強調した。
 同社の目標では、2027年までに全体の50%をEVバスに切り替え、30年までに全面EV化を実現して1万台を運行するとしている。トランスジャカルタの利用者数は12月現在、1日あたり平均110万人。

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