開業2日目で取引ゼロ 初日は27件 炭素取引所

 二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの削減効果をクレジット(排出権)として売り買いする「炭素取引所」が、開業2日目となる9月27日、取引がなかった。地元メディアが報じた。
 開業初日は取引件数27件で合計45万9953㌧。総額292億ルピアの取引があった。
 インドネシア証券取引所(BEI)のジェフリー・ヘンドリック開発部門長は、2日目の取引件数がゼロだった理由に「炭素取引所は株式市場ほど流動的なものではない」とした上で、「周知活動中だ。将来的には需要と供給が一致するだろう」と述べた。

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