EV工場建設を計画 2026年生産開始 越・ビンファスト
ベトナムの複合企業体ビングループの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストはインドネシアに新工場を建設し、事業参入する計画を進めている。ロイター通信によると、2億ドルを投資して2026年にEV生産を始める方針で、年間生産台数は3万〜5万台を想定している。
インドネシア国内の潜在的な需要を見込んでおり、長期的には計約12億ドルを投資する計画を持っているという。米ナスダック市場上場で資金調達力が強まっていて、マレーシアや中東、アフリカでの事業展開も視野に入れている。
ビングループはベトナムの富豪ファム・ニャット・ブオン氏が設立したコングロマリット(複合企業)。自動車や住宅、病院、商業施設など多角的に事業を広げている。ビンファストはベトナム初の国産EVを製造した。