ハイブリットで約2.7万人力走 大塚製薬現法 ポカリスエットラン
大塚製薬現法のアメルタインダ大塚は30日、西ジャワ州バンドン市で、今年で10回目となるランニングイベント「ポカリスエットラン」を開催した。
メイン会場となるバンドンには国内404都市から10キロ、ハーフ、フルマラソンに参加するランナー1万1875人が参加。さらに103都市では、バンドンと同時スタートするオンラインマラソンも併催されて1万5523人が同時参加。計2万7398人が力走した。
バンドン会場では、州政府庁舎やアジアアフリカ通り、大モスク、ブラガ通りを巡るコースが用意され、参加者は観光地を楽しみながらレースに挑んだ。
また、昨年大会とは異なり応援エリアも特設され、ランナーだけではなく家族や友人も一緒になってマラソンを楽しんだ。沿道のホテルやコンビニなどの協力を得て、1キロごとにトイレが設置されるなど、ランナーの負担も最小限に抑えた。
同社事業開発部の中田梢さんによると、ポカリスエットランはコンセプトとして「どこからでも楽しめる」「セーフランニング」というテーマを掲げる。
このため、21年の大会から実走とオンラインのハイブリット形式を導入。大会規模の拡大を実現し、国内各地から多くのランナーたちが参加を果たした。また、セーフランニングを楽しむため、登録者には約3カ月前に地域ごとに事前練習も実施。水分不足による身体の異常を防ぐため、適切な補水方法なども伝えてきたという。(バンドン市=野元陽世、写真も)