訪問ビザ免除を一時停止 政府 日本含む159カ国・地域
政府は、日本を含む159カ国・地域を対象として、訪問ビザの免除措置を一時停止した。7日付の法務・人権大臣令で決めた。停止期間は未発表で、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国は対象外とするという。
地元メディアによると、停止の理由は、世界保健機関(WHO)が特定した疾病のある国・地域からの入国の見直しや、バリ州などでみられる外国人観光客による不法就労や道交法違反などの違法行為が原因とみられている。また外国人と地元住民の文化摩擦も地域の社会問題になっている。
ビザ免除措置の停止対象となったのは、日本のほか中国、オーストラリア、インド、ロシア、ウクライナなど。 (坂田恵愛)