日イ関係増進で3人が受章 エネ鉱相、小林一則氏ら 令和5年春の叙勲
日本政府は4月29日、令和5年春の叙勲で、日イ関係の増進に寄与した3人に勲章を授与することを発表した。
旭日重光章の受章者は2人で、まず、日イ間のエネルギー協力に関する覚書を結ぶなど両国の関係強化に寄与したアリフィン・タスリフ・エネルギー・鉱物資源相。アリフィン氏は2017年から2年半、駐日インドネシア大使を務めた。
次いで、クントロ・マンクスブロト元アチェ・ニアス復興庁長官は、スマトラ島沖地震や東日本大震災による被災地の復旧・復興に大きな貢献を果たしたとして功績が称えられた。
また、旭日双光章を受章した全日系中小企業連合(SMEJ)会長を務める小林一則氏は、インドネシアにおける日系中小企業のビジネス活動増進など両国の経済交流に貢献した。また、ジャカルタ日本祭りの実行委員長として13年間にわたり、草の根レベルの友好関係増進に貢献した。