邦人のため何かしないと 在外公館長表彰 レイラ・ジャワス氏
南ジャカルタの日本大使公邸で26日、令和4年度在外公館長表彰を受賞したインドネシア商工会議所(KADIN)日本委員会理事を務めるレイラ・ジャワス氏に金杉憲治駐インドネシア大使から表彰状の授与式が行われた。
新型コロナウイルスの大流行が始まった2020年。新型コロナワクチン接種が困難だった在留邦人にレイラ氏は、日系企業とも協力し、接種実現に道筋を付けた。またKADIN日本委員会理事として、日イ経済関係の円滑化・増進に貢献した。
日本人の母とインドネシア人の父を持つレイラ氏は「日本人の友だちがいたりして、日本人のために何かしないといけないと思った」とワクチン接種実現に奔走した理由を語り、受賞については「マイルストーン(ゴールまでの中間目標)になった」と語った。
また、「日本人の血が入っていることを付加価値として捉えるよう母に教わった。今後も日イの架け橋になればいいな」と笑った。(青山桃花、写真も)