変異株XBB初確認 保健省 国内感染
保健省のシャフリル報道官は22日、新型コロナウイルスでオミクロン株の派生型「XBB」の国内感染を初確認したと発表した。感染したのは西ヌサトゥンガラ州ロンボク島に滞在歴のある29歳の女性。シャフリル氏は、女性の国籍や現在の滞在先について言及していない。地元メディアが報じた。
女性には咳や鼻詰まり、熱の症状があり9月26日に新型コロナ検査で陽性が確認された。3日には陰性になったという。シャフリル氏によると、インドネシアを含む24カ国でXBBの感染が確認されている。
シャフリル氏はXBBについて、「シンガポールで感染が拡大している。オミクロン株の他の派生型に比べて死亡率は低いが、マスク着用などの保健プロトコルの順守や新型コロナワクチンのブースター接種を行い、感染対策を徹底してほしい」と呼びかけている。