収束宣言の発出示唆 新型コロナ ジョコウィ大統領
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は3日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)について、「政府はまもなく収束宣言をするだろう」と話した。国内で新型コロナの感染者数が減少傾向を示し続けているため。地元メディアが報じた。
ジョコウィ氏は9月20日時点で、新型コロナの感染者数が減少しても「常に注意する必要がある」と収束宣言の発出に消極的な認識を示した。また、この時点で大統領は収束宣言をするのは政府ではなく、「世界保健機関(WHO)だ」と強調していた。
ブディ・グナディ・サディキン保健相は9月29日、全国で発令する緊急活動制限の廃止時期について「大統領の決定を待っている」としていた。