ブースター接種義務化 陰性証明不要に 公共交通機関
政府は25日、国内移動で公共交通機関を利用する際、18歳を超える人を対象に新型コロナウイルスワクチンのブースター接種の完了を同日から義務化すると発表した。これにより陰性証明の確認も行わない。同日付けの新型コロナ合同対策本部の回状(2022年第24号)で明らかとなった。地元メディアが報じた。
これまでの規制ではブースター接種が未完了でも、PCR検査などによる陰性証明の提示を条件に公共交通機関の利用が認められていた。
回状によると、健康上の理由でワクチン接種をできない場合、医師からの証明書を提示する必要がある。PCR検査などによる陰性証明は求められない。(長田陸)