購入量を管理 食用油購入は保健アプリで ルフット氏
ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相は25日、伝統市場などで販売される量り売りの食用油を購入する際、新型コロナウイルスのワクチン接種記録など管理する保健アプリ「プドゥリリンドゥンギ」を利用する必要があると発表した。27日から2週間の周知期間を踏まえ、アプリ利用を義務化する予定。購入量を管理することで、食用油の供給不足と販売価格の高騰問題を解決するという。地元メディアが報じた。
食用油の購入制限は1人1日10キロまで。1キロあたり1万4000ルピア、または1万5500ルピアで販売される。保健アプリを所持していない場合はNIK(住民登録番号)の利用が認められるという。
ルフット氏の発表を受け、経済学者のビマ・ユディスティラ氏は、量り売り食用油は低所得者層に需要が多く、「誰もが簡単に購入できる体制にするべきだ」と指摘した。