マナーは誰から学ぶ?
新型コロナウイルスのオミクロン株感染が沈静化しているよう。公共バス「トランスジャカルタ」の乗客も席を空けておらず、時間帯によっては満席だ。ただ、この先はどうか。レバラン(断食月明け大祭)を控える中、安心はできない。
後部から子どもたちの声が聞こえた。耳を傾けると引率の先生もいるようだ。保育園の遠足だろうか=写真。なんにしても、微笑ましい光景だった。
一方、公営バスに乗っていると不思議に思うことがある。例えば、イヤホンもせず、音量も気にせず、ゲームをしたり音楽を聞く乗客がいる。日本的な発想かもしれないが、マナーを気にすることも、他者への配慮も、公共の場という意識もなく、気になってならない。周囲もまた決して注意しようとはしない。だから、筆者がマナー違反をする人を注意しようものなら、不思議そうな目で見る……。
それぞれの国に価値観や風習があるのは当然だが、乗り合わせた園児たちが世界の尊敬を集める大人に育っていくことを祈る。(じゃかるた新聞=坂田恵愛)
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