隔離免除、前倒しで再開 海外からの渡航者 きょうからバリ
バリ州政府は4日、7日から隔離免除で海外からの渡航者の受け入れを再開すると発表した。23カ国からの入国者に対し、到着ビザ(VOA)が発給されるという。地元メディアが報じた。
VOAが発給される対象国は、日本のほか、オーストラリア、アメリカ、英国、ドイツ、オランダ、フランス、カタール、韓国、カナダ、イタリア、ニュージーランド、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、マレーシア、タイ、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア、フィリピンとなる。
隔離免除で入国するには、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了しているか、ブースター接種を終えている必要がある。また、PCR検査による陰性証明と最低4日間の滞在を証明するホテルの領収書を提示する必要がある。
ただ、バリ到着後はPCR検査を受ける必要があり、同州のワヤン・コステル知事は「検査結果が陽性だった場合、ホテル隔離が義務付けられる」と説明した。
地元メディアによると、到着3日目にもPCR検査を受ける必要があり、検査結果が陰性であればバリ州外への訪問も認められるという。
バリ州における隔離免除の受け入れについて、ルフット・パンジャイタン海事・投資調整相が行った2月27日の発表では、14日からの実施を予定していたが、計画が前倒しとなった。同州での隔離免除措置が成功した場合、4月1日またはそれ以前に隔離免除の対象地域をバリ州外にも拡大できるとしている。