浄水施設引き渡し 日本大使館 東ジャワ州マラン県
在インドネシア日本大使館は2月25日、東ジャワ州マラン県ウィロタマン村で浄水施設の引き渡し式が行われたと発表した。浄水施設は日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の支援によって整備された。
支援は日本大使館とダヤ・プルティウィ財団との間で署名が行われ、ヤマハ発動機(本社・静岡県磐田市)と連携し実施された。浄水施設の本体やポンプ室のほか、配管約300メートルを整備する。また、住民に対する施設の管理や運用の技術指導はヤマハ発動機が行なっていくという。
同地域の生活用水はアルミニウムが含まれてるなど水質に問題があり、住民は下痢などの疾病を患うことがあったという。日本としては今回の事業を通じ、地域住民が清潔で安全な飲料水を利用できることを期待している。