日イ関係の架け橋に 創立12周年イベント KAJI
日本インドネシア同好会(KAJI)の創立12周年を祝うイベントが5日、西ジャワ州ブカシ県チカランの高校で開かれた。ソーシャルメディアを通じて交流の輪を広げた同会は、日イ間の交流を支える一大コミュニティに成長した。
記念イベントで同会のフアド・ア・カディル会長は、「KAJIは情報共有で日本とインドネシアのネットワークを拡大する会だ」と強調。当初は1688人のメーリングリストから始まったが、現在は5万人にまで拡大したと報告した。
金杉憲治駐インドネシア日本大使は「KAJIはインドネシアで日本文化イベントを開催するなど、両国間の関係強化に貢献してきた」と謝意を示した。イベントには元駐日インドネシア大使のユスロン・イフザ・マヘンドラ氏も出席した。
KAJIは現在、2020年には約20万人を集めたが、コロナ禍で先送りされている桜祭りの実施に向けた準備に着手。フアド氏は「国内最大級の日イ交流イベントにし、日本との友好の架け橋にしたい」と意気込んでいる。(センディ・ラマ、写真も)