生け花展覧会が開幕 22日まで 華道未生流
西ジャカルタ・クドヤで20日、華道の未生流(みしょうりゅう)ジャカルタによる生け花の展覧会が開幕した。会場にはインドネシア人が生けた作品24点が展示されている。
開幕式には、ユスロン・イフザ・マヘンドラ元駐日インドネシア大使や、田村政美駐インドネシア日本大使館次席公使の美紀夫人が出席した。
未生流ジャカルタのフリーダ・プラウィラジャジャ会長は、展示会の開幕について「展覧会を通じて未生流の生け花がインドネシアの多くの人々に知られると嬉しい」と話した。
美紀夫人は「インドネシアと日本は風土は少々異なるが、草花や木を大切にするという点でよく似ている」と述べた。
未生流の門弟となるフランシャインさん(30)は、「コロナ禍の間、オンライン活動に参加してきたが、やっと愛する日本文化を鑑賞してもらう対面展示会を開催できた。活動に参加することを誇りに思う」と述べた。展覧会は22日まで。(センディ・ラマ、写真も)