高速道でも奇数偶数制度  20日から実施 運輸相

 ブディ・カルヤ・スマディ運輸相は1日、車両のナンバープレート末尾の数字で通行を制限する奇数偶数制度を高速道でも実施すると発表した。期間は20日から2022年1月2日までとした。地元メディアが報じた。
 対象となるのは、バンテン州タンゲラン~メラック、西ジャワ州ボゴール~チアウィ~チゴンボン、同州チカンペック~パリマナン~カンチ、同州チカンペック~パダララン~チレウニの4区間。報道ではジャカルタ特別州に通じる高速道は規制対象から外れた。
 ブディ氏は、人流増加が予測される観光地などがある地域を中心に同制度を実施すると説明。「規制を設けることで交通量が約30%減少する」としている。
 また、高速道のサービスエリアでは、新型コロナウイルスのワクチン接種を保健アプリ「PeduliLindungi(プドゥリリンドゥンギ)」で証明、または迅速抗原検査による陰性証明書の提示をさせるランダム検査などを行うとしているが、ブディ氏は計画の詳細について現時点での言及を避けた。
 奇数偶数制度はこれまで、国内各地の一般道路で実施されていた。規制範囲を高速道まで拡大することで、政府はクリスマスや年末年始の人流増加を抑え、新型コロナの感染拡大を防ぐ方針だ。

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