民家に戦闘機墜落 リアウ州カンパル県
15日朝、リアウ州カンパル県シアク・フル郡クバンジャヤ村の民家に空軍の戦闘機が墜落した。死者、負傷者は確認されていない。同郡には2012年にも空軍機が落ちている。地元メディアが報じた。
墜落機は英ホーカー・シドレー社の「ホーク209」。訓練から帰投する途中だった。墜落時はパイロットが脱出し、民家の住人は外出していたという。墜落原因は分かっておらず、軍が調査している。
シアク・フル郡には12年10月にも空軍の戦闘機(同社「ホーク200」)が墜落。事故現場を撮影しようとした地元紙の記者に、兵士が暴行を加える動画が拡散され、問題になっていた。空軍機はいずれも同郡付近の基地から発進したものだった。(大野航太郎)