福田元首相と会談後 「着工は22年」と運輸相 スラバヤ鉄道準高速化
インドネシアのブディ・カルヤ・スマディ運輸相は20日、日本が協力するジャカルタ〜スラバヤ間(約750キロ)の鉄道の準高速化構想について、2022年に着工し、26年に完成させるとの方針を明らかにした。日本インドネシア協会の福田康夫会長(元首相)らの代表団とジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領との会談に同席後、述べた。運輸省は8月に、21年に着工、24年に完工との見通しを示していた。
福田会長は19日に来イ、20日は、大統領のほか、マアルフ・アミン副大統領とも会談。インドネシア日本友好協会(理事長・ラフマット・ゴーベル国会副議長)主催の歓迎会に出席した。(リンダ・シラエン、米元文秋)