ホンダ・ギャラリー開設 スナヤンに「発信基地」 最新技術を紹介
ホンダ・ブランドを紹介する「ホンダ・ギャラリー」が10日、南ジャカルタのモール、スナヤンシティーにオープンした。自動車製造販売のホンダ・プロスペクト・モーター(HPM)と二輪車製造販売のアストラ・ホンダ・モーター(AHM)が協力。先端技術を開発するホンダの魅力をアピールする発信基地になる。グランド・フロアで6月末まで。
ギャラリーは、237.8平方メートルのスペースに、スポーツカーのNSXやシビック・タイプR、ロードレース世界選手権(モトGP)参戦用のオートバイRC213Vの公道走行仕様車RC213V—Sなどが展示されている。
また、アシモに代表されるヒューマノイド・ロボットの研究から生まれたバランス制御技術を生かした小型一人乗り移動装置のユニカブ・ベータに試乗できる。ホンダジェットなどホンダの最新技術や製品を紹介するパネルを展示、映像も上映される。
2017年4月の赴任時に、「ホンダって何、夢に挑戦し続けるホンダ・ブランドを知ってもらう機会を作りたい」と語ったHPMの渡邉丈洋社長は、「ホンダの発信基地。日常のホンダ製品だけではなく、飛行機やヒューマノイド・ロボットなどの最新技術を生み出すホンダについても知ってほしい」と語った。
AHMの井沼俊之社長は「先端のテクノロジーが形を変えて、一般の商品に最適な形で活用されている。この展示から、ホンダとはそういう会社ということをインドネシアの人々に知ってもらいたい」と語った。(太田勉、写真も)