循環型社会で提言 トヨタ・エコユース表彰式 最優秀賞にSMKチーム
トヨタの製造法人トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)と販売法人トヨタ・アストラ・モーター(TAM)は20日、東ジャカルタで、環境教育を通じたCSR活動「トヨタ・エコユース10」の表彰式を開催した。
最優秀賞には、電気に焦点を当てて循環型社会のあり方を提言した、西ジャワ州カラワン県のテラガサリ職業訓練高校(SMK)のチームが選ばれ、賞金と日本への研修旅行が贈られた。
同校2年のアラン・マウラナさん(16)は「とてもうれしい。こういった発表の機会が続いてくれればと思う」と話した。
表彰式に出席したTAMの福井弘之社長は、若い世代が環境保護に関心を持つことの重要性を語り、「学生たちの熱意に感謝し、入賞者を祝福したい」と話した。
トヨタ・エコユースは普通高校(SMA)や職業訓練高校(SMK)に通う学生たちが、環境問題についてテーマを決めて研究、発表し合う。
これまで9回、計539校が参加した。ことしは2534件のテーマがエントリーされた。(平野慧、写真も)