ラマダンには喜捨を BAZNAS 5月までに325億ルピア

 ムスリムの義務の一つとされる喜捨(ザカート)を集め、配布し、有効に活用する計画などを立案する国家喜捨庁(BAZNAS)は7日、ことし1月から5月までに寄せられた喜捨の額が325億ルピアに達したと発表した。うち216億ルピアはすでに活用されている。
 昨年1年間でBAZNASに寄せられた喜捨の総額は約984億7310万ルピアだった。ラマダン(断食月)の時期は通常よりも喜捨が増え、金額は1年全体の40〜60%を占めるといい、BAZNASはラマダン期間の喜捨を呼びかけている。
 喜捨は地方でもさまざまな機関で行われている。バンテン州セラン県庁では7日、イスラム学校(マドラサ)の教員たちに食料配給券などが配られた。
 喜捨については、政府以外の活動も活発に行われている。ジャカルタ特別州内や西ジャワ州バンドンなどで人道支援活動を行うNGO団体「ルマフ・ザカート」は孤児や貧困層に現金を配布したり、コーランの無料配布などを行っている。
 代表のヌル・エフェンディさんは「みんなが笑ってラマダンを過ごすことが一番大事なことだ」と語った。(平野慧)

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