成果報酬型広告を開始 日系で東南アジア初 アドウェイズ
成果報酬型(アフィリエイト)広告大手アドウェイズの現地法人アドウェイズ・インドネシア(AI)が今月から成果報酬型広告事業を始めた。同社によると東南アジアで同事業をするのは日系企業では初めて。インドネシアを足がかりに東南アジアで急増するインターネット広告需要を取り込む。
成果報酬型広告はクリック数や成約数などに応じて料金を支払う広告。調査会社の調査では現在インドネシアのインターネット人口は7千万人だが2016年には1億人に急増することが見込まれているためインドネシアからの事業開始を決めた。
AIの高野勇斗社長によると日本ではインターネット広告の中で成果報酬型広告は5〜10%ほどだがインドネシアではまだ1%以下。同様の事業を今年中にタイでも始め、東南アジア全域での事業展開を目指す。
これまでAIはツイッターやフェイスブックを通したマーケティングが主な事業だった。同社は成果報酬型広告事業で2014年に6千万円の売り上げを目標にしており「売上の半分を占める中核事業に育てたい」(高野社長)考えだ。