立命館大生、イで研修 受講生「私も懸け橋に」 現地訪問で理解深める
立命館大が同プログラムをインドネシアで実施するのは8回目。今回は、理工学部と法学部、文学部、国際関係学部、産業社会学部に所属する学生が受講し、国際関係学部の宮口貴彰准教授が引率した。
受講生一行は11日にUIを訪れ、人文学部日本語学科の学生12人と事前に準備した質問をぶつけ合う質問交換会を開き、相互理解を深めた。
インドネシア大側が「戦国時代の名所はどこがおすすめか」と質問すると、文学部地理学科の学生が日本に現存する天守閣を一つずつ紹介。立命館大側は「インドネシア人はどのような場面で怒るのか」など生の声を聞こうと、積極的に質問した。
質問交換会を終え、山石有紀美さん(20、法学部)は「インドネシアへのイメージが討論会や現地研修で変わった。新たに学んだことを帰国後に日本の友達に伝え、日イの懸け橋になりたい」と語った。
梶岡千夏さん(20、国際関係学部)は、海外研修に参加した理由を「現地に行ってみないと分からないことがある」と明かす。インドネシア訪問を通じ「もっとこの国のことを知りたくなった」と語った。
受講生一行は12日までジャカルタに滞在する。