ジョクジャで開始 電気自動車普及目指し 充電スタンドの運用 PLNやLIPI
国営電力PLNは20日、国産電気自動車の電力を充電できる充電スタンドが完成したと発表した。
充電スタンドはジョクジャカルタ特別州に2カ所設置。PLNは2015年までに充電スタンド設置場所を拡大する意向を明らかにしている。
同日、インドネシア科学院(LIPI)が開発した電気バスも発表された。電気バスは観光客向けなどにジョクジャカルタの市街を3カ月間試験運行する予定。ルートは全長8.2キロメートルで所要時間は約46分を見込んでいる。
インドネシア政府は環境負荷低減のため、電気自動車の開発を推進しているが、今年2月にはダフラン・イスカン国営企業担当国務相が試乗していた電気自動車がブレーキの故障で事故を起こすなど、国産電気自動車の開発に安全面を危惧する声もでている。