第1四半期成長率6.02% 個人消費が減速
中央統計局(BPS)が6日発表した第1四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.02%増だった。過去2年で最も低率となった。個人消費の減速が影響した。
12年第4四半期の同6.11%から減速した。中銀は、第1四半期の成長率目標を6.2%としていた。第1四半期の個人消費は前年同期比5.17%増、昨年第4四半期の5.38%増からやや減速した。
構成比は家計支出が55.64%、政府支出が6.81%、住宅や設備への投資である固定資本形成が32%など。地域別はジャワ57.79%、スマトラ23.99%、カリマンタンが8.89%、マルク4.7%、ヌサトゥンガラ4.33%。第1四半期の名目GDPは2146兆4千億ルピア。
第2四半期以降、政府は燃料補助金削減政策を実施する可能性があり、成長率の減速が懸念されている。