商店を強制撤去 市場3階へ移転 パサールミング駅

 南ジャカルタのパサール・ミング駅で18日、駅内警備員らが駅構内の商店約40店を強制撤去した。抵抗する店主ら約100人と一時もみ合いになる騒ぎがあった。
 警備員らはハンマーなどを使い、ホーム内の売店を取り壊した。作業中、40代の男性店主が心臓発作の疑いで死亡したほか、警備員と店主ら双方に骨折やすり傷を負うけが人が出た。
 インドネシア国鉄(KAI)は、首都圏の各駅の商店店主らへ2012年12月以来、移転計画について説明してきたと強調。店主らは一方的に撤去されたと反発している。
 国鉄は州営パサール・ジャヤと連携し、代替地として商店や露天商らを駅前にある伝統市場3階に移転。最初の6カ月間は市場の賃貸料を無料にするとしている。
 国鉄は昨年末から首都圏の駅の構内や周辺の整備を急ピッチで進めており、南ジャカルタのクバヨラン・ラマ、西ジャカルタのカリデレスなどの商店を撤去している。

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