1日60本増便 運行時間も延長 首都圏通勤電車
首都圏の近距離電車を運営する国鉄子会社のKAIコミューター・ジャボデタベック(KCJ)は1日、ジャカルタと西ジャワ州ボゴールを結ぶ区間のコミューター線を増便した。
1日の運行本数を514本から575本へと増やす。コタ〜ボゴール路線は67本から93本になり、終電の時刻もコタ発が午後11時35分から午前0時25分へと2時間近く延長された。
これに先駆け、タナアバン発ボゴール行きの終電は午後9時56分から同10時45分、コタ発ブカシ行きは午後10時5分から同10時35分に延ばされている。
ハンドヨKCJ社長は増便について、サービス向上を目指したものと語り、エコノミークラス車両廃止計画の一部とする見方を否定した。KCJは6月までにエコノミークラス車両を廃止し、空調車両に置き換える計画を発表している。
現在、同路線は1日約45万人が利用し、13年度は年間1億3400万人の利用を見込んでいる。