バイオ燃料移行は26年 プルタライト廃止先送り エネ・鉱物省
エネルギー・鉱物資源省のトゥトゥカ・アリアジ石油・ガス総局長は15日、国営石油・ガス会社プルタミナが提案していたオクタン価90の補助金対象ガソリン「プルタライト」を2024年から廃止することについて、26年に先送りする方針を示した。
地元メディアによると、トゥトゥカ総局長は地元メディアの取材に対し、「『プルタライト』から(バイオ燃料の)『プルタマックス・グリーン92』への全面移行は2026年に実施される」と述べた。
プルタミナのニッケ・ウィディヤワティ社長は先月末、「(プルタライトを廃止してエタノールを7%混合したバイオ燃料に移行する)計画は、まだ社内で議論している段階だ」と述べた。
同社案はプルタライトに代わるプルタマックス・グリーン92が補助金対象となることが前提で、政府の判断を待っていた形だ。(アウリア・アナンダ)