学年超え深める絆 日々の成果、笑顔満面で JJS体育祭
ジャカルタ日本人学校(JJS)で14日に開かれた第45回体育祭。小学部1年から中学部3年までの児童・生徒たちが炎天下の中、走り、踊りを通じて絆を深めた。
「かっこいい」「よくやった」。JJSソーランや徒競走など日ごろの成果を披露した生徒たちに、保護者や仲間たちが声援を送った。中学部男子の「組体操〜心技無双〜」では、対抗組の枠を超え、心を一つに巨大なタワーなどを完成。下級生たちは応援席で、先輩の息をのむ演技に目を輝かせた。児童・生徒全員が参加する「応援合戦」は第1回から続く伝統種目。それぞれの組が工夫を凝らし、応援団長が最下級生までをけん引、一体となって優勝を目指す思いを表現した。
午前の晴天とは一転、午後には豪雨となり「大玉コロリン!」や「騎馬戦」「選抜色別対抗リレー」の3プログラムは行えなかったが、弾んだ息が絶えぬまま体育祭は閉幕した。永谷隆・小学部教頭は「突然の豪雨は予想できなかったが、児童・生徒たちの頑張りに感動した。来年は雨に負けないくらい、さらに良い体育祭にしたい」と意気込んだ。(山本康行、写真も)