国家戦略事業から日本排除 経済調整省 鉄道準高速化計画

 経済調整省は7日、日本が調査協力しているジャカルタ—スラバヤ間を結ぶ鉄道の準高速化計画を「国家戦略事業」のリストから削除した。地元メディアが伝えた。
 同省のワフユ・ウトモ地域開発調整担当補佐は同日、プロジェクトが削除された理由について、昨年第2四半期までにプロジェクトの進捗が示されなかったとした。
 ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は昨年11月、国家戦略事業から12件の削除を指示。経済調整相規定2021年第7号の改定版(2023年第8号)を発出し、12件を削除してインフラ事業204件、プログラム13件に絞り込んだ。
 また、同省のアディタ・イラワティ報道官は12日、「ジャカルタ—スラバヤを結ぶ鉄道の準高速化計画は国家戦略事業から外れるが、国家開発計画庁(バペナス)の計画リストには残る。国家戦略事業から外れることは計画の消滅を意味しない」と説明。そのうえで準高速計画は今後は、経済調整省、海事・投資調整省、バペナスで、再協議するという。(坂田恵愛)

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