第2期生候補 31人選出 JKTオーディション 日本で最終審査へ バリ、オランダ出身者も
日本のトップ・アイドルAKB48の海外初の姉妹グループとして発足したJKT48の第2期生オーディションが6日、西ジャカルタ・クボンジュルックの民放RCTIのスタジオであり、最終候補者31人が選ばれた。
31人は、総合プロデューサーの秋元康氏らAKB運営チームによる審査を日本で受ける。最終審査の日程、最終合格者数は未定。
6日の選考には、約4500人の応募者の中から、書類審査、2次審査を通過した67人が参加。
オーディションの様子は、インドネシア最大の民間放送局RCTIで、9月下旬から放送されてきた。第3回目の放送となる6日には、これまでのオーディションの概要とともに、結果発表の様子が生放送された。
最終審査に残ったオリフィア・シャフィラ・ロボレー(15、ニックネーム・オリフ)さんは、父親がインドネシア人、母親がオランダ人で、自身もオランダ生まれ。インドネシア語は勉強中だという。「日本の国と文化に興味があった。幼いころからずっとアイドルになりたいと思っていた」と参加の理由を話し、「言葉にならない」と喜びを表した。今回、あこがれの国である日本へ初めて旅立つ。
同じく最終審査に残ったノフィンタ・ディニ・ストポ(17、同ノフィ)さんは、バリ出身。JKTのオーディションを受けるために、ジャカルタに滞在している。この日のために、ダンスの猛練習を積んできたと言い、「ただうれしい」と涙ながらに喜びを語った。
最終審査に残った姉妹の姿も。シンタ・ナオミさん(18、同シンタ)、シンカ・ジュリアさん(16、同シンカ)は、2人そろっての最終進出を応援に駆け付けた家族に報告。この姉妹が合格すれば、JKTで3組目の姉妹となる。(田村慎也、写真も)