マニラのアジア大会で健闘 邦人バスケチームJJW

 アジア各地から日本人チームが集まり、第八回バスケットボール・アジアカップ・マニラ大会がこのほど、フィリピン・マニラ首都圏サンフアン市で開催され、インドネシアから参加した「JJW」は男子十五チーム中十位と健闘した。MVPや得点王が表彰された個人賞では、中洋一選手がファウル王を受賞した。
 インドネシアの邦人駐在員らで構成されるJJWは、グループA第一試合で、前回覇者の上海チームと対戦。三十二対三十と二点差で、惜しくも勝利を逃した。第二試合の台北チームに四十一対十九で勝利し、九―十二位トーナメントに進み、マニラチームに二十九対二十二で勝利したが、決勝で北京チームに三十一対二十七で敗れた。男子部門の優勝は中国・広州の「五羊 S」。女性、シニア両部門は、中国・上海の「MASSA」、中国・深センの「Hoppers」がそれぞれ優勝を果たした。
 JJWは今年で創立二十周年。今大会への参加者数も過去最多の選手十三人、応援四人の計十七人とチームは活気付き、前回の最下位から十位へ成績を上げた。
 キャプテンの阿部俊介さん(三八)は「優勝できるメンバーが集まったので全勝したかったが残念」と悔しさを滲ませながらも「メンバー全員が出場し活躍できた点は非常に満足している」とさわやかな笑顔を見せた。
 今回初参加でチームから唯一個人賞を受賞した中洋一さん(三一)は「数年ぶりにとても熱い気持ちになれたのでチームに感謝している。チーム全員で鍛え直して、次回はアセアンカップで優勝を狙う」と意気込みを語った。
 ジャカルタから応援に駆けつけた名誉会長兼マネジャーの重田久仁子さんは二〇〇八年の大会から観戦しているが、全体的にレベルが上がってきている。年齢や経験がばらばらのメンバーながら皆の気持ちがまとまっていい試合だった」と大会を振り返った。
 同チームは随時メンバーを募集している。「毎週土曜日夕方に、初心者から小中学生やご家族の方々に参加いただいているアットホームなチームです。興味のある方はぜひご連絡ください」
 入会希望やお問い合わせは、森(携帯 0821・2253・9573、メール moriyusuke3@gmail.com)まで。(取材協力・まにら新聞・鈴木貫太郎記者)

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