8組13人がダンス披露 日本語教育番組のコンテスト ピコ太郎さんも登場
日本番組専門チャンネル「ワクワクジャパン」は20日、東ジャカルタの小学校でダンスコンテストを開き、応募者約100組の中から選ばれた2〜25歳のインドネシア人8組13人が出場した。歌手のピコ太郎さんと加藤ひろあきさんがそれぞれ特別審査員、司会として登場、児童ら約200人で埋まった会場を盛り上げた。
出場者8組13人が踊ったのは、同チャンネルの子ども向け教育番組「あそんで・まなぶ・にほんご・あじゃぱん」のオリジナルダンス。個性的な衣装などでそれぞれのダンスを楽しんだ。中にはジョクジャカルタ特別州から飛行機で駆け付けた人もいた。
優勝したのは、弟とペアを組んで出場したハナ・ナディア・イスカンダルさん(15)。ノリノリのダンスが終わると会場は拍手喝采が湧き起こり、歓声が飛んだ。特別審査員のピコ太郎さんは「踊りもアレンジも素晴らしかった」と大絶賛した。
7歳まで広島県に住んでいたというハナさんは日本語で、「ダンス好きで、コンテストの前から踊っていた。(優勝賞品の日本行き往復ペアチケットで)日本に行ったら古い友人に会いたい」と笑顔で話した。
ピコ太郎さんは今回2度目の来イで、コンテストでは持ち歌「PPAP」の「日イ友好バージョン」を披露した。コンテスト終了後の会見では「インドネシアは(動画サイトに上げられている)PPAPのカバーがすごく多かったので、ずっと来たいと思っていた国」と話した。(坂田優菜、写真も)