州議ら9人を逮捕 7小学校の連続放火で 中部カリマンタン  (2017年09月08日)

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 中部カリマンタン州警は7日までに、中部カリマンタン州の州都パランカラヤ市で7月に国立小学校7校に放火したとして、野党グリンドラ党の州議ヤンセン・ビンティ容疑者(60)ら9人を逮捕した。首謀者はヤンセン容疑者で、動機は「(与党の闘争民主党所属の)州知事の注意を引くためだった」(捜査関係者)という。
 調べでは、ヤンセン容疑者が6月30日、同市内にある国家体育協会(KONI)のオフィスで8人に放火を依頼。8人は衣類などの可燃物と灯油を使って、7月4日に1校、21日に2校、22日に2校、29日に1校、30日に1校の計7校に放火した疑い。当初は10校に放火する計画だったらしい。
 実行犯となった8人は35〜48歳の男性。ヤンセン容疑者が雇っていた運転手や、同容疑者の両親の家建設に携わった人物らが含まれていた。報酬額は放火した学校数で異なり、1人当たり2千万〜1億2千万ルピアだった。
 7校の放火は、いずれもレバラン(断食月明け大祭)休暇中や休日、礼拝のため午前中で授業が終わる金曜日の午後など、子どものいない日、時間帯の犯行で、人的被害は報告されていない。ほぼ全焼した学校もあり、被害総額は74億ルピアに上るという。
 容疑者らは現在、警視庁で取り調べを受けている。警視庁は他にも関与した人物がいる可能性があるとして、引き続き調査を進めている。(毛利春香)

容疑者の顔写真を報道陣に見せる中部カリマンタン州警の捜査官ら=ドゥティックコム
容疑者の顔写真を報道陣に見せる中部カリマンタン州警の捜査官ら=ドゥティックコム

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