元実習生とたすきつなぐ 絆駅伝で川田さん 5年後の再会も約束 (2017年05月16日)

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 400チーム、1600人が参加したジャカルタ「絆」駅伝(主催・毎日新聞社、コンパス)。群馬県太田市にある英(ひで)重機工業社長の川田英二さん(55)は、3年半前に受け入れたインドネシア人の元技能実習生2人とチームを結成、「頑張ってくれた実習生と絆を深めたい」とたすきをつないだ。

 元実習生は、中部ジャワ州バタン県在住のアンディスさん(25)とムギアントさん(25)。2016年12月、同社での実習を終えてインドネシアへ帰国した。
 川田さんが駅伝のことを知ったのは、帰国2カ月前の同年10月。頑張った実習生と絆を深めたいという思いから出場することを決めた。ジャカルタでの再会を約束し、2人を見送った。
 12日に来イした川田さんと同社の宮里喜寿さん(35)が、2人と再会したのは本番前日の13日。ジャカルタ特別州内のホテルで、約5カ月ぶりに顔を合わせながら「たすき」の意味を説明するなどした。
 駅伝当日の第1走者は宮里さん。元実習生2人が第2、3走者を務め、アンカーの川田さんにたすきをつないだ。4人全員が自己ベストを更新して完走した。
 川田さんは「人生で2.7キロを完走できたのはこれを入れて2回目」と話し、5年後に迎える還暦の際には「赤いちゃんちゃんこを着てまたみんなで走ろう」と再会を約束。元実習生の2人は日本語で「疲れた。サイコー、サイコー」と笑顔で話した。
 駅伝当日は、6月末から受け入れ予定の4期生の実習生もジャカルタ郊外から5時間ほどかけて応援に駆けつけたという。(上村夏美、写真も)

「絆」駅伝に出場した(左から)川田さんと研修生の2人、宮里さん
「絆」駅伝に出場した(左から)川田さんと研修生の2人、宮里さん

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